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「命懸け」レポート

「命懸け」レポート

 

六代 豊竹呂太夫さんが、VIP大阪定例会で講演してくださった。

 

▲六代 豊竹呂太夫さん

 

人間国宝であった祖父・豊竹若太夫の血と師匠・竹本越路太夫の芸を受け継ぎ、2017年4月、豊竹英太夫改め、『六代 豊竹呂太夫』を襲名された。70歳になった今、長く厳しい修業が必要な文楽・太夫の中核として活躍しておられる。

 

タイトルは、「命懸け」。質問タイムを含めてたっぷり一時間話された。

3つのことが印象に残った。

 

1つ目は、声色を変えて「太夫」の役割を伝えられたことである。

 

娘、年寄り、子ども、姫など。また、侍、町人、悪人など。一人で、何役も語り分ける。その声色に、珍しく子どもたちが来ていて、興味深げに聴いていた。

入門から五十年、やっと芸の真髄が見えてきたと、内なる自信と共ににこやかに、そしてこの仕事がとても楽しいと語っておられた。一人で孤独に語り続ける太夫の仕事、難行だと思うが、楽しいと言われたのには驚いた。

 

2つ目は、銭湯で人生の転機が2度起こったことである。

 

1度目は兄弟子から太夫になるように、勧められたこと。将来小説家を志し、東京を離れて自由になる手段として太夫の修行に身を置くことした。内弟子修行は、とても大変な毎日だったそうだ。

 

2度目は、友人と銭湯めぐりをしていて、初めて入った銭湯で、かつての同級生の悪童と顔を会わせた。逃げようとしたがばれて留められた。彼が質問をして答えられたら、解放してやるとのことだった。質問は「三位一体って、知ってるか?」。小さいときに、ひやかしで行ったキリスト教会の日曜学校で教わっていたので、無事に答えると、彼の通っている教会に誘われて、通うことになった。そろそろ縁切りを考えていたら、可愛い女性が来始めた。それが今の奥様であると、明かされた。

 

2度の人生の転機が思いがけず銭湯で起こっていた。不思議なことだと回想された。

 

▲豊竹呂太夫さん、キリストと出会う

 

3つ目は、質問タイムでのお答えである。

 

かつて、大阪市長のH氏から、伝統芸能、文化への攻撃として、文楽バッシングが行われた。実際は、国からの補助が多く、大阪市からの補助はわずか。しかし、バッシングのおかげで文楽が注目され、今は盛況である。また、観客に外国人の方も多く国際的な評価も高い。良いことのみならず、悪いこともなおさら受け入れ、感謝を持って臨むと、ピンチはチャンス。すべての物事が好転していく旨を述べられた。文楽界を先頭に立って切り開いている経営者の側面も、垣間見せられたのが印象的だった。

 

普段聞けない胸の内も語ってくださり、ビジネスピープルに聴きごたえのある良い講演会だった。


「地下足袋をハイヒールに履きかえて 〜ないものづくしから銀座で成功できたワケ大公開〜」レポート

「地下足袋をハイヒールに履きかえて 〜ないものづくしから銀座で成功できたワケ大公開〜」レポート

 

VIP大阪定例会、1999年4月に北浜の名店アイルモレ・コタでスタートして18年を迎え、200回記念である。

 

音楽ステージ

 

VIP神戸クリスチャンクワイアの男性合唱、アカペラで1曲。さすがに巧いコーラス。1971年にスタートした合唱団。歴史を背負って、観客の心にぐいぐい迫っていく。

 

そのあと、女性メンバー、バイオリン、ピアノが加わり、一曲。さらにそのあと、VIP大阪のスタッフも加わり、一緒に歌う。

 

▲VIP神戸クリスチャンクワイア,VIP大阪のスタッフ,バイオリンの西村泳子さん

 

スタッフは楽しそうに歌っている(写真はみな真剣な表情だが…)。

バイオリンの西村泳子さんが、間奏や所々に美しいフレーズを弾かれる。

VIP大阪スタッフの岸本の柔らかいピアノと、クワイアの巧みなアレンジと、表現豊かなバイオリンで、美しい仕上がりだった。

講師のメッセージへ、上手くバトンを渡した。

 

講演:岩崎多恵さん

 

本日の講師は、岩崎多恵(いわさき たえ)さん。株式会社アシェル 代表取締役。

現在、銀座でウェディングドレスサロン、女性限定語学スクール、起業塾、カルチャーサロン、エステサロンなど5つの事業を運営しておられる。起業家であり、経営者。著書「地下足袋をハイヒールに履きかえて」でも有名。

ところが演台に立たれると、「可愛い」「やわらかい」「やさしい」印象。経営者の「カタイ」「コワイ」イメージはなく、親しみをもった。

 

▲岩崎多恵さん

 

学生時代には、山仕事や現場作業員のアルバイトに従事したという経験を持つ。それは父親が知人の保証人として背負った借金の返済のために自ら選んだアルバイトだった。

 

今回は、著書では書けなかったところを話された。それは「地獄を見た」と表現された出来事であった。

 

自宅の火事でお父さんが大やけどを負ったという知らせを受け、翌朝お母さんと慌てて帰ったときに、親戚から無慈悲なことばが浴びせられた。「なぜ、お父さんを置いて行った。殺そうとしたのか。」という誤解である。余りのことばに母は気を失い、彼女は傷心する。この時会場はしーんと静まり返った。彼女の涙声に、ここまで伝えようとする彼女の切ない思いに、ただ見守るだけだった。

 

この時彼女は天に怒りをぶつけ、こころで叫んでいた。すると天から声がした、「心がこんなに傷ついてしまったね。」「わたしがあなたを背負う。」「わたしがすることを見ておきなさい。」と。

 

その後、お父さんは全身の3分の1の大やけどから快復。すべてを許す態度をとられ、後年講演会で体験談を話し、家族愛を伝えられた。やけどからわずか1年で他界されるが、医者から見ても奇跡的な回復だったようだ。

また、さまざまな体験、彼女の起業と事業の発展も、その天に支えられていることを話された。その守りの中、老後の不安や孤独な死の心配もないことを話された。

 

質問タイムもあった。「大阪で始められた事業、なぜ東京に移ったのですか」という問いに、岩崎さんは、「夫が転勤して、それについていくために移しました。美談になるよう、夫には口車を合わせるようにお願いしています。」と会場を笑いでわかせた。

 

関西風のボケツッコミあり、涙あり、笑いありの講演を聞き終わって、しっかりした内容だったと思う。そして、さわやかな生き方に感動した。


「明日の福祉に希望の光を 〜オリンピアのノーマライゼーション〜」レポート

「明日の福祉に希望の光を 〜オリンピアのノーマライゼーション〜」レポート

 

音楽ステージ:菅原早樹さん

 

菅原早樹さんが登場した。

 

▲菅原早樹さん

 

楽しい語らいと清い歌声。ことばが明瞭で語りが楽しい。落ち着いて聞ける。

お父様は、落語家故露の五郎兵衛師匠。ことばの大切さは身に付いているのだろう。

聴衆の気持ちが和んでいき、そこへ歌声が染み通っていく。

バックのピアノも優しい響きでうまくサポートしている。

選曲の良さもこの人の魅力の1つ。

20周年を迎えて新しいCDを出された。会場が温かい空気にすっぽりと包まれた。

 

講演:山口宰さん

 

山口宰(やまぐち つかさ)さんが、「明日の福祉に希望の光を 〜オリンピアのノーマライゼーション〜」というタイトルで講演をされた。

 

▲山口宰さん

 

山口さんの肩書は、社会福祉法人 光朔会オリンピア常務理事。

日本聖公会首座主教が設立された「オリンピア幼稚園」。1995年の阪神淡路大震災で園舎が倒壊し、その跡地に特別養護老人ホーム「オリンピア」が建設された。資金面や学校法人から社会福祉法人への移行の問題など、多くの難問をクリアし、地域への責任を果たすべく開設された。

特別養護老人ホーム「オリンピア」が目指しているのは、ノーマライゼーション。施設に入っても、普通の生活をする権利を守られること。昔の介護の世界では、古い文化のもとに保護や安全を理由に器具で拘束したり、すべての物を撤去して管理した。新しい文化のなかでは、その人の人間らしさを高めることが求められる。

「オリンピア」でのチャレンジは、自分が変わること、出来ない理由でなく、出来る方策を探すことである。93歳の方が希望されたハワイ旅行を実現へと進めていく話をされた。それが、印象的だった。良い講演だった。


「近江商人の先義後利に学ぶ〜たらいの営業道〜」レポート

「近江商人の先義後利に学ぶ〜たらいの営業道〜」レポート

 

音楽ステージ:幸田ゆいさん・金知明さん

 

マリンバ奏者の幸田ゆい(こうだ)さんが、演奏された。

 

▲幸田ゆいさん(と、マリンバ)

 

マリンバは木琴(鍵盤打楽器)ながら、大型で大がかりなもの。豊かな響きがあって、心が震える感じがする。倍音が出ていて、美しい音が重なって出てくる。マレットというばちで、巧みに奏でる。

最初の曲は、片手に2本ずつ。合計4本のマレットが鮮やかに動いてプレイ。

落ち着いた、やわらかい音色が、心地よい。

 

3曲目は、金知明(きむじみょん)さんのピアノが伴奏に入る。

 

▲金知明さん(と、白いピアノ)

 

お二人の息の合った演奏が会場いっぱいに広がり、曲の調べに心を委ねきっていた。

演奏後、大きな拍手が起こった。

 

講演:永山太さん

 

永山太(ながやま ふとる)さん(人材教育・研修講師で経営コンサルタント、有限会社NEXUSの代表取締役)が、「近江商人の先義後利に学ぶ 〜たらいの営業道〜」というタイトルで講演された。

 

▲永山太さん

 

良く通る声で、テンポよく話されるので、思わず引き込まれる。

成功談、失敗談、絶頂、失意、転職など、貴重な出会いなどご自身の人生のストーリーを交えて、営業の基礎を話されていく。時間があっという間に過ぎていくのが心地よかった。

「三方よし」というとき、自分よし、相手よし、世間よし、普通言われているが、永山さんは、3番目を「世間」より広く、「神に良し」ともっと大きく取られていたのが、興味深かった。

為になるだけでなく、楽しい会合だった。


「最新!東南アジア・フィリピンの魅力と投資環境」レポート

「最新!東南アジア・フィリピンの魅力と投資環境」レポート

 

 音楽ステージ:神戸クリスチャンクワイア

 

神戸クリスチャンクワイアの皆さんに、音楽ゲストで来ていただいた。

総勢20余名が出演されたが、それでも団員の全員ではないとのこと。

男女4つのパート、ピアノ伴奏者、そして指揮者。しっかりした編成である。

 

▲神戸クリスチャンクワイアのみなさん

 

神戸クリスチャンクワイアは、1971年、神戸市内プロテスタント教会員有志による連合聖歌隊として発足した。

以来、自主コンサートを始め、市民クリスマスやクリスマスフェスティバルなどに出演。またミュージッククルセード、神戸市内各教会での集会、世界食料デーチャリティコンサート、クリスマスやイースターでの音楽礼拝、ケズイックコンベンションなど幅広い活動を続けておられる。当日の出演者に、創設以来の団員が、男性、女性各1名が居られたのにはびっくりした。

よく練習をして、鍛え上げられた歌声は、しっかりと美しい。耳に心地よく、心に甘くうっとりと聴かされた4曲。整った歌声は、爽やかで力強かった。2曲目は、VIPクラブ大阪の中山会長も合唱に参加。上手下手はともかく、楽しく歌っていた。

 

■ 講演会:宮脇聡史さん

 

宮脇聡史(大阪大学大学院 准教授)さんが、「最新!東南アジア・フィリピンの魅力と投資環境」というタイトルで講演をされた。自己紹介として、大学で若い人に教え、若い人に交じっていると、年甲斐もなく自分も若いと思ってしまう点、また、学者は専門領域について、突然に饒舌になると言う性質も面白おかしく紹介された。

 

▲フィリピンを語り始める宮脇さん

 

フィリピンは、地理的には、飛行機で約4時間の距離。

1993年に初めて研究目的で訪れたときには8時間の停電があり、インフラが整備充実していないことに驚いた。しかし、それから2年後の1995年に行ったときには、もう停電しないのにさらに驚かされたと話された。

 

フィリピンは、1998年ころには中くらいの経済水準だったが、2000年代にはショッピングモールやコンビニが急増し、2010年代には新しいビジネス街が出来て、大きく成長している。海外送金や消費拡大に加え、サービス産業の拡大が順調な経済成長に貢献しているということだった。

 

一方で、同国には汚職体質も残っており、また、人々は高い給料をもとめて転職をする傾向がある。しかし、しっかりとした信頼関係を築くことができると、雇用関係が改善し人は転職しなくなって行く。英語が公用語であるが、タガログ語をベースにしたフィリピン語が国語として使われている。フィリピン語を使うことで人々は安らぎを覚え、仕事以外の時間で愛用されている。明るくてオープンな国民気質。祭りとなると、収拾がつかないくらい盛り上がるそうだ。

 

▲フィリピンを熱く語る宮脇さん

 

宮脇さんにとってフィリピンは、当初行きたくない苦手な国であり、人々だったが、キリスト教でフィリピンとつながり、キリスト教会で一挙に国際交流が広がったという。そうして、いつしか学生達に、また、講演会でフィリピンを熱く語るまでになっているのが興味深かった。参加者からは、フィリピンに行ってみたい、という声が挙がっていた。


「レインコートと歩む高収益経営の道」レポート

「レインコートと歩む高収益経営の道」レポート

 

 音楽ステージ:徳勢麻紀さん、松岡葉子さん

 

 司会者の紹介の後、ピアニストの徳勢麻紀(とくせ まき)さんがピアノを弾き始める。やわらかい静かな響きの中に、心に語り掛ける音色である。

 

 

しばらくして、松岡葉子(まつおか ようこ)さんが登場。車いすユーザーのゴスペルジャズシンガーである。

介添えの助けでステージに上がる。マイクの前で歌い始める。透き通る歌声が会場に響き渡る。

1曲歌い終わると、大きな拍手が起こった。

 

 

「今日はグランドピアノに合わせて歌います。遠い昔、歌い始めたころを思い出して、そんな時の気持ちで歌っています。」と彼女が語った。

13年前、交通事故で大けがをして、痛みの中、すぐに手術をしてほしかったが、翌日の夕方まで待たされた。長時間の手術後、命を取り留めたが、車いすユーザーになった。ダンサーを目指して、たくさんいた友達が皆居なくなり、夢が絶たれ、家に引きこもっていた。それから、ゴスペルとの不思議な出会いがあり、自らシンガーとして歌い始めた。「今は、ゴスペルを通して、幸せな人生を送っています。」と明るく語っておられた。

現在は「音の葉くりえいと」という名称で活動しておられる。最後の曲は、タンバリンを叩いて、皆に手拍子を求め、会場が盛り上がった。さわやかで、強く印象に残るゴスペルシンガーだった。

 

 講演会:増山記一さん

 

スピーカーは、増山記一(ますやま のりかず)さん。日光商事株式会社 代表取締役社長である。

同社は、レインコートの製造卸を営む会社。中小企業とはいえ、2011年以降の経常利益率は15%以上が続くという、驚異的なところ。その3代目社長である。

 

 

現在の会社は、東大阪市にあるが、かつては、アメリカ村の三角公園の横のビルにあった。当時は、今と違い、寂しい場所だったそうだ。

彼が就任した頃は、本業が赤字でまずいと感じた。そこでライバルがいないところで、営業を展開した。

意思決定権者のもとに足繁く通って良好な関係を築き、最終顧客の喜ぶものを開発提供し、独自の流通ルートにのせて営業をヨコ展開し、シェアを拡大していった。

マーケティング・ミックス(製品、価格、販売促進、流通)をきちんと計画し実行していくことで、競争が厳しくなっても顧客が集まるという。

 

また、マーケティングの3つの視点(競合の視点、商品の視点、流通ルートの視点)が、自社の取組みを具体例として語られた。

詳細は記すことができないが、話の内容は、増山さんが実行してきたことなので、

説得力があり、参加者それぞれのビジネスにとって非常に参考になったことと思われる。

 

一番印象に残ったのは、増山さんの笑顔だ。素敵な笑顔が、輝いていた。

講演後、ある参加者の方が「あの笑顔ならば、客は皆買うね。」と感想を述べておられた。

良い話が、しっかり聴けた。若い人たちに、ぜひ聞いておいてほしい内容だった。


『芸能界の影から光のゴスペルへ〜本当の音を求めて〜』レポート

『芸能界の影から光のゴスペルへ〜本当の音を求めて〜』レポート

 

吉弘千鶴子さん。日本の著名なピアニストであり、その華々しい経歴からは、

多くの有名なシンガーやミュージシャンとの共演がある。

 

▲笑顔も素敵な吉弘さん

 

今回の講演について、その2日前の日曜日に約4時間、原稿で想を練られたそうだ。

芸能界の裏話や、私しか知らない多くのことを書き留めて、これで行こうと決心した。

しかし、翌日、神に祈っていると、「そうではない。」と語られた気がした。

当日の朝にも、講演内容が決っていなくて、内心焦ったらしい。

「自分のことではなく、神のことを語る」という確信を得た、と話された。

 

▲ありのままのトークで聴衆を惹きつける吉弘さん

 

日本のジャズシンガー阿川泰子さんのバックで演奏していて、彼女のお姫様のような姿に憧れ、事務所からもミュージシャンとして音楽のことだけ考えるように勧められ、いつしかプライドの高い人間になっていった。

しかし、2006年クリスチャンになり、その時から、ゴスペルを弾くその喜びを知ると、今まで弾いていた曲に魅力が失せ、少しずつ神の為だけに弾きたいようになった。

 

しかし、その道に進むと収入が激減、生活の必要を痛感し、クリスチャンになったことに不安を感じ始めた。

今思えば、当時は「なんちゃってクリスチャン」であって、「真のクリスチャン」ではなかったと語られた。

聖書を読み始め、祈り、神を他人に語りはじめた。

 

当時の住まいは神奈川県。関西のJAYE公山(ジェイこうやま)さんとの交流で、

東北の震災の時、大阪に3日間のつもりが1か月間疎開した。

その後、関西に引越し、神学校にも学んだ。そこで、神の声が聞こえるということを教わった。祈りの中で、心の奥で語り掛けられるように感じることらしい。

「ひとは霊的な生き物である。単に救われて天国に行くだけでなく、

平安の中、神からのインフォメーションを受けて、前へ進みたい、

ひとの評価を超えて、神に対してベストを尽くしたい。」

と、しっかりと語られた。

そのきっぱりした爽やかさに、ミュージシャンの神髄を感じた。

お話の間に、彼女の力強い、華やかで、スピリットに響くピアノによる楽曲が心を和ませてくれる。

最後に、有名な「アメージング・グレイス」の演奏で締めくくられた。

 

▲スピリットに響くゴスペルピアノを演奏する吉弘さん

 

講演があっという間に終わったように感じられる内容だった。

聴衆の方がたは何度も頷き、感心されていた。

あるひとは、本日が誕生日。友人をお店に待たせて、この講演を楽しみにしてきた、と言っておられた。

余韻がさわやかな講演だった。


『ガンほど慈悲深い病気はない』レポート

『ガンほど慈悲深い病気はない』レポート

 

 音楽ステージ:濱嵜 繁一(はまさき しげかず)さん

 

会場には、音楽ゲストの「濱嵜繁一さん」の多彩な楽器演奏と

「藤浦佐知子さん」のピアノによる伴奏が気持ちよく響いた。

神戸からお越しいただいた。

 

▲濱嵜繁一さんと中国の古楽器「フルス」

 

濱嵜繁一さんがお持ちいただいた楽器で、今回特筆すべきものは、

中国の古楽器「フルス」である。

やわらかい音色で親しみやすい響きである。

もとは、瓢箪と竹管からできているものらしい。今回は高級な陶器製だそうだ。

あとで、音色でラーメンを思い出したという不届き者がいたが、

あのチャルメラと少し似た音色だった。

だけど、落ち着いたやわらかい響きでの演奏を堪能した。

 

濱嵜繁一さんは、1人オーケストラのように多彩な音を出す達人である。

波の音、数人のお客に下をひねると鳥の音がでるという楽器を渡して、はじめに鳥のコーラス。オカリナなども披露。よし笛も演奏された。

「よし」で、笛になるほどの立派なものに育つは5000本に1つらしい。

「まさしくVIPです」と会場を和ませていた。

音楽ステージの最後に、童謡を1曲皆で合唱して、今は遠い阪神淡路大震災の追悼を祈念した。

 

 講演会:森垣奈津子さん

 

続いて、森垣奈津子さん(森垣ヨガ学院・森垣ヨガ美療サロン 元主宰)が、

「ガンほど慈悲深い病気はない」というタイトルで講演してくださった。

はじめに祈りから始まるスタイル。

「困難に会ったことは私には幸せでした。

そのことによって神の教えを知りました。」

旨の聖書のことばを引用して、語り始められた。

 

▲森垣奈津子さん

 

最初に、ガンが発症したのは30歳の時、3人目の子どもが妊娠6か月のとき、甲状腺がんであった。

本来ならば、夢と希望が溢れている時である。ショックを受け、自分の生まれたことを恨むほどであったらしい。

ガンの三大治療法、つまり、手術、抗がん剤、放射線を受けた。子どもが居たので、治療の辛さを克服できた。

 

治ったけれど、やせて肌の色が黒くなり、声を失った。

その時に、1冊の本に出会い、当時それほど普及していないヨガを知り、懸命に先生を探しヨガを始めた。

その結果、声が戻り、肌の色も白くなり、艶も戻った。夫はヨガについて当初は宗教だと反対していたが、

家に置いていた本を読みヨガの先生に会って考えが変わった。昭和50年に美容サロンを開業することへ発展した。

 

50歳の時に、肺ガンを発症した。

このときに、森垣さんはこの二回目のガンに何か意味があると考えた。

今回は、手術を受けたくなかった。生野菜と断食療法である「甲田療法」を知った。それを徹底して実践した。

三度の食事をそれにして、ガンを克服した。今も、朝食は食事療法を実践されていると講演後聞いた。

 

講演の途中、娘様のお手伝いもあり、声を出し切ることを参加者の皆で実践して楽しんだ。

そのことによって、最も気分の良い状態が生まれるらしい。

動作を伴って、発声をする。会場は明るい笑い声で満たされた。

 

▲さっそくヨガを実践!

 

また「ヤベツの祈り」体操もした。

「ヤベツの祈り」とは、聖書の中に出てくるヤベツという人物が、

苦しみの中で神さまに呼ばわって

「私を大いに祝福し、私の地境を広げてください。

御手が私とともにあり、わざわいから遠ざけて、

私が苦しむことのないようにしてください。」

と祈ったというものである。

この祈りにヨガの動作を伴うのが、「ヤベツの祈り」体操。

会場で皆が立ち上がって、ぶつからないように配慮しながら楽しんだ。

 

「慈しみ深い神によって、不思議に私にとって必要なものがその都度与えられた。」と語られた。

ドキッとするタイトルの意味は、

「ガンによって、その都度、必要なひとに、ものに、ことに出会った」

ということである。

人生の辛い経験から、深い人生の意味を受け取られた森垣さんの講演に、感動を覚えた。

健康で美しく豊かな人生を送られている森垣さんに、これからも活躍を期待したい、そう思った。


『VIP-OSAKA Christmas in 2016』レポート

『VIP-OSAKA Christmas in 2016 荘厳にバッハ×静かにショパン〜ピアノでつづるクリスマス〜』レポート

 

VIPクラブ大阪のクリスマスが、2016年12月13日に通例の会場を変えて大阪府吹田市の江坂ホールであった。

中野博誉(なかの ひろお)さんの、ピアノ演奏と、語りがポイント。

鮮やかなピアノ演奏が、会場を盛り上げていく。時に強く、時に優しく。

牧師であり、ピアニストでもある社会的な2つの役割をきちんとこなされている方。

ラジオ番組「福音の光」では、著名なひとである。

 

▲中野博誉さんとステージ

 

語りの冒頭、「少年時代、私はクリスマスが嫌いでした。」から、始まった。

クリスマスのにぎやかな雰囲気が、子ども心になじめなかったそうだ。

しかし、ある時、手に取って読んだ「聖書物語」という本を通じて、

神がイエスという救い主をくださったというクリスマスの真の意味を知って、

クリスマスが好きになったと語られた。

 

得意とするショパンの曲を弾かれたとき、39歳で亡くなったショパンについて語られた。

時として、「私は神を信じない」と叫んだ彼であったが、

後にその彼が教会で深く神を信じる祈りを捧げていたことも伝えられた。

有名な作曲家であるが、その人の内面まで踏み込んで語られる、中野さんの語りに引き込まれていく。

中野さんは、ショパンの優雅なノクターンを、ショパンの夜の祈りの曲と解釈し、ピアノ演奏をしておられることで有名である。

気持ちの良い演奏と、作曲家の苦悩や信仰に踏み込んだ語りが、会場の人々に神の救いが来たことを知らせる絶妙な機会になったと、感じた。

 

食事も、ホールの手配で、充分なものが揃い、くじによる景品のプレゼントタイムでは、中野さんのCDやミルフォワ・メルシのクッキーや持田弁護士の本がプレゼントされた。

 

落ち着いて、深い感銘を与えられるクリスマス・パーティも、とても気持ちが良い。

きっと聖書をベースに人生の指針等を学び、それに沿ったライフスタイルを得ようとする人たちが中心的に集まっている会合だからだろう。

以上のような充実した内容で3000円とは、ホールでの催しとしては、アメージングな価格。

VIPクラブ大阪からの感謝の気持ちが入っているらしい。

参加された方々は、それぞれに満足されたようである。


「お客様の心をつかむ話し方」レポート

『ベンツを日本一売ったカリスマショウルームレディが語る

「お客様の心をつかむ話し方」』レポート

 

 音楽ステージ:白鞘慧海(しらさや えみ)さん

 

USA(アメリカ)でゴスペルを学んだ本格派。

歌い始めると、のびやかな歌声に聴き惚れてしまう。オリジナルを交えて、気持ちよく歌い上げていく。5オクターブは、出ているのだろう。表現力も豊かで、心に響く。

 

これまで一般の世界で活躍していた実力シンガーである。坂本冬美さんと一緒に寝起きしたこともあったと聞いた。

30歳で大手レコード会社から独立して、自分のレーベルを出そうとした。その時に、大変な苦労をされたようだ。

しかし「キリストと出会ってから、(もっと)歌がうまくなった」という白鞘さんであった。

 

本日の出演を選んだのは、(後に登場する)清水共子さんの講演を聞きたくて、この日を選んだらしい。

清水さんの講演後、「来てよかった。聴けて良かった。」と感想を述べておられた。

 

▲白鞘慧海さん(ボーカル)、谷口卓嗣さん(ピアノ)、浜崎勇樹さん(ドラム)

 

 講演会:清水共子さん

 

清水共子さんが、『ベンツを日本一売ったカリスマショウルームレディが語る「お客様の心をつかむ話し方」』と題して講演会をされた。

もともと2時間で話す内容を、わずか40分で話すということで、過去の経歴を早口で、しかも明瞭にどんどん話されていく。

あっけに取られているうちに本題に入った。

話し方のポイントは「共感、意外、サプライズ」が結論らしい。

それを、おもむろに紐解いていく。

 

▲清水共子さん

 

▲共感について語る清水さん

 

清水さんは、結婚式の司会者等で活躍したのち、JRA(日本中央競馬会)の初代レポーターに合格して活動を開始された。

合格秘話で、身長順に並ばされて、一番低い私が合格した、と言って会場を沸かされる。当時ジョッキー(騎手)の身長が低かったため、レポーターが高いと見栄えがしないからだそうだ。

しかし、競馬関係者から取材をしようにも、おざなりの返事ばかりで、実のある答えはなかった。そこで、一計を案じられた。それが、「たばこ」。相手の好みのたばこをお渡しして、意外性を演出。また、地方出身者の場合は、地元への旅の話を切り出したり、親戚のことを切り出して、少しでも共感できるように配慮した。それから、どんどん取材に応じてもらえるようになったそうだ。

 

ヤナセへの入社試験の際に、同車がドイツの車であることを知らなかったそうだ。入社試験での面接も、サプライズと巧みな弁舌で切り抜けた。不合格だと決めつけて退散したところ、翌日合格の通知が来て、働き始めた。

チームプレーを重視して、例のたばこ作戦も駆使した。ただ、客筋のたばこは高級品。おいそれと買える金額ではないが、一台売れば1千万円。無理して、セールス担当者に協力してがんばる。お陰で、セールス担当者から多くの便宜をうけたそうだ。

お客との巧みな会話は、聞いていて楽しいし、思わず納得して頷いてしまう内容ばかり。詳細に述べたいが、それは職業講演者である清水さんの営業秘密。泣く泣く割愛する。

 

充実の内容にさすがの清水さんでも時間が延長してしまい、予定時刻を超えていく。

VIP大阪の参加者のために特別に残してくれたメッセージは、

 〃櫃録箸鮟ける。

 ⊂亟蕕範箪僂録裕い鮃發瓩襦

 信仰はあなたの心を強くする。

会場には、大きな拍手が巻き起こっていた。

 

JUGEMテーマ:キリストから受けた恵みの分かち合い



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