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「『これが欲しかった!』を造り続ける秘訣 〜紙筒からテーブルマスクまで〜 」レポート

「『これが欲しかった!』を造り続ける秘訣 〜紙筒からテーブルマスクまで〜 」レポート

 

VIP大阪の定例会、3月からコロナ禍でお休みをしていた。

やっと7月に食事なし、音楽ゲストなしで講演のみのスタート。

 

▲3密対策を行いました!

 

講師:香川勝彦さん

 

再開第1号は、香川勝彦さん。株式会社昭和丸筒(まるつつ)商品企画室室長である。昭和丸筒は、東大阪市に本社を置く大正12年(1923年)10月創業の総合パッケージメーカーである。主に、紙筒や巻き芯、樹脂成型品、物流包装材、容器などの製造をされている。近時、新型コロナ対策の『テーブルマスク』をいち早く製品化し発売された。好評だそうだ。

司会の森裕子さんの紹介で香川さんが登場。

 

▲香川勝彦さん

 

まず、ご自身のプロフィール、会社の紹介、地球環境をテーマにしたユーチューブ動画で、ウミガメの鼻に刺さってしまったプラスチックストローを抜き取るショッキングな映像を見た話から入られた。製品開発においても環境保全をテーマに仕事をされている方なのだろう。

 

新製品テーブルマスクという商品の開発・販売の話をされた。今年の4月17日に発案し、開発、社内審査を経て、7日後に製品発売にこぎつけた、という超スピード。割れにくい透明塩化ビニル板を使った飛沫拡散防止パーティション。テーブル上におくシールドである。目の前で組立て、机の上に設置した実物から、手軽に効果が得られて安心な感じがただよう。取引先の協力や、他の製品からの応用など創意工夫の賜物である。

 

▲目の前で組立てられたテーブルマスク。手軽に効果が得られて安心な感じがただよう

 

ご自身の経歴を、楽しく語られた。引っ越しが11回。アメリカ駐在が、1991年〜1994年まで。2019年9月から、商品企画室の室長という重責を担っておられる。昭和丸筒は、身近な製品として地球儀も作っていたが、近年世界の変動が激しく国の名前がころころ変わり、製造が追いつかず止めてしまったこと。今では製品の幅が広がり、例えば、家庭用食品包装フィルムの巻き芯から液晶画面やリチウム電池製造に使うフィルムの巻き芯まで、多種多様な紙を原料とする製品を開発・製造しておられる。また、ある企業から熱伝導性に優れた紙製品の開発依頼を引き受け、成功された事例も紹介された。

 

過去の思い出を語られた。1980年代、岐阜の工場に閉じこもって働いた。入社して、10日間の社内研修。当時の職場環境は、3泊10日というモーレツなものだった、と笑われた。トヨタの生産方式を学ぶことで、生産現場の改善、合理化を身につけていった。当時、録画ビデオテープの生産では、紙製による巻き芯を開発し、品質向上と増産に大いに貢献できた。

 

アメリカに赴任した時は大変な苦労があった。まず、アメリカの工場では不良品が多く、歩留まり率が悪いこと、又、人種間の意思疎通も悪かった。しかし、彼らにとっては初めての日本人クリスチャン。しばらくすると、上司が通っているキリスト教会に誘われた。彼は、日曜日に子どもたちに聖書を教える日曜学校の教師であった。良い交流がいつしか出来てきた。工場の生産性を上げるために、手順書を書いた。しかし誰も読んでくれない。なれない英語で必死に話しかけた。部品を置く位置を決め、工具をシルエットで書いて保管場所を特定するなど工夫を重ねた。その結果、次第に生産性が向上し、品質も良くなってきた。工具などの紛失もなくなった。今ではアメリカでトップの生産性を誇る優良工場になっている。

 

日本に戻って、名古屋工場の品質改善に尽力した。当時はクレームが多く、その対応に苦慮したが、今までの経験を活かし、現場の改善を進めることで一番の利益を上げる優良工場となった。

成功の秘訣は、ありきたりだがと謙遜されつつ、あきらめないこと、と語られた。大学の実験中、居眠りによって幸運な結果を得たのも、あきらめなかったからだと思っている。

 

人体の不思議を語られた。目の錯覚で、図形の違いを感じるのだけれど、実際は同一の図形。正しく見ているように思っても、身体が勝手に修正を加えている。その事実を知ることで、事物の見かたが変わり、正しい判断、本質を見抜くことができると語られた。

ちょっと変わった仕事のやり方を実践されている。香川さんは15分昼寝をするスタイル。目覚めるときのひらめきを大切にし、それを形に創り出す。ご自身を創意する環境に入れられる。

 

最後に、不思議な言葉を紹介された。「フォースと共に、あらんことを」。映画スターウォーズで有名で、好きになったセリフだそうだ。成功と言えるものは、実際は近くにあり、気づかないことが多いのではないか。チャンスをつかむことが大切である、と締めくくられた。


「夢屋の夢」レポート

「夢屋の夢」レポート

 

音楽ゲスト:南敦子さん、野田常喜さん

 

▲南敦子さん

 

 ソプラノシンガー南敦子さんの歌と、野田常喜(つねよし)さんのピアノ伴奏を、何時もながらしっかり楽しんだ。

南さんの歌声は、豊かでよく伸びて美しい。ミュージカル・ナンバーからスタート。心地よい。

 野田さんのピアノは、やわらかく鮮やかな変化に富み楽しませる。しなやかに、歌声を支えているピアノの響きだった。

あっという間の音楽タイム、お二人に大きな拍手が会場に起こった。

 

▲野田常喜さん
 

講師:堤重和さん

 

講師は、建築デザイン事務所の(株)夢屋・代表取締役の堤重和さん。「夢屋の夢」というタイトルで話された。

 

▲堤重和さん

 

1 約20年前に、このVIP大阪の定例会で話されている。今回で2回目の講演である。そのときにも話されたという堤さんの過去のストーリーは、次のような内容だったと語られた。

 

「京都に生まれ、建築を苦学したのち、22歳の秋、自分探しの旅先のパリでステキなカフェに出逢いました。「このステキなカフェのオ−ナ−になりたい!」と一瞬にひらめいた夢から始まり、店舗デザイン、設計から施工、そしてカフェ経営のノウハウを実地で学び、26歳でカフェ・オーナーとしての夢をかなえ、27歳には建築デザインに専念するようになり、31歳で建築デザイン事務所の(株)夢屋を設立。若くして一定の成功を得ました。ですがその後、さらに事業を展開する中で、お母様や親しい友人の死などをきっかけに、小さい頃から自分に問いかけてきた「何で生まれてきたのか?」「何のためにがんばるの?」「なぜ生きるのか?」という問いに直面。悩み苦しんだ末に答えを得た私は、本当に幸いな人生を走り出しました。」

 

2 今回は、過去のストーリーをベースに、現在の発展形を続けてのべられた。

 

 スライドで今まで手掛けてこられた店舗や建築作品を紹介された。20年経って、現在はゲストハウスの建築など多彩な仕事へと広がっていて、仕事で儲けて「やりがい」があるが、いつしか「生きがい」を失くしていた、と語られた。

 

 堤さんのお父様は、戦争の傷によって、酒で身を持ち崩した。人を殺す感触が手と心に鮮やかに残っていて、酒を止めることが出来なかった。そのため家庭の貧しかった堤さんはバイトをしながら、大学は夜間で建築を学ぶ。ある人から25歳で死ぬと予言されて、19歳でヒッピーになった。北海道から沖縄まで旅した。宿は駅やバス停で野宿かユースホステル。まず、泊まる場所を見つけてから街をうろつく。最終点を先に見つけておくことが大切である。季節労働をしながらロンドンで3年半いた。レストランのまかない料理を作るのが上手かったので、重宝がられた。ロンドンからパリへ、それからギリシャへと渡って、帰国した。そして、店舗工事屋さんで儲けた。知り合った今の奥様との結婚は、親の反対で話が進展しなかった。そこでマンションを買い、その鍵を彼女に渡して、添い遂げることができた。

 

 建築した喫茶店では、仕入れもメニュー作成も手伝い、カウンターにも立つ。良い評判を呼んで、どんどん客が客を紹介してくれるので仕事が来る。やりたいことと、やらねばならないことが一致した。仕事を通して、「やりがい」が出る。

 

 しかしお母様の病気や友人の飛行機の操縦訓練での事故死などが、教会へ行く契機となった。そこではじめて、自分が何かを成し遂げるよりも前に、神の目に価値のある存在と見られていたことを知った。「生きがい」を見つけたのである。

 

 印象に残ったのは、スティーブ・ジョブズの最後のことばを引用しつつ、生きがいは自分のすぐ横にある、やりがいより生きがいが、もっと大切だ、と述べられたことである。私たちの魂が、聖書のことばの1つ1つで満たされる旨のお話で終わられた。

 

 結局、20年経って少しも成長してなくて、「やりがい」よりも「生きがい」の大切な意味をあらためて再認識した、と言われたが、人生で大切なことを悟られたのは貴重である。良い講演だった。


「驚異のインバウンドブームと武道ツーリズムの可能性」レポート

「驚異のインバウンドブームと武道ツーリズムの可能性」レポート

 

音楽ゲスト:藤田 尚之さん

 

音楽ゲストは、シンガーの藤田 尚之さん。

 

▲藤田 尚之さん

 

やわらかい響きでしなやかに、それでいて、ことばが心に突き刺さるような歌声が、心地よい。

2曲目はゴスペル曲からの選曲、会場からの手拍子と掛け合いで楽しく歌い上げる。

3曲目は、ピアノの調べに合わせてしっとりと歌われた。

巧い歌い方だ。高名なゴスペルシンガーに学ばれていると聞いた。

歌詞を大切にする気持ちの良いシンガーだった。

 

講師:山中 知義さん

 

講師は、山中 知義さん。Experience KENDO代表であり、インストラクターである。

かつ、キリスト教会の牧師という異色の肩書。

上背があって、しっかりとした体格。剣道着を着て防具を付けて構えると、相当の迫力だと思った。

 

▲山中 知義さん

 

▲山中さんとExperience KENDO

 

Experience KENDOは、京都で、剣道体験を通じて訪日外国人に日本文化を知ってもらう働きである。

場所は京都にある剣道の聖地と言われる武徳殿。現在は京都市の体育館の一つであるが、剣道体験にうってつけの場所である。

1回の体験は2時間。最初にたっぷり30分間を使って、剣道の歴史と日本文化の背景にある武士道を説明する。「2時間の日本留学」体験である。

 

教える者として心がけていることは、玄人志向に傾きすぎないこと、しかし剣道を貶(おとし)めないこと。剣道の精神を微塵も揺るがすことなく、単にビジネスに走ることの無いように留意されている。

剣道の試合では、勝者はおごらず敗者に礼をわきまえる。技を決めて「1本」を取っても、ガッツポーズをすれば審判は即「1本」を取り消す。そんな話を参加者にして、「武士道」と呼ばれている日本人の精神構造や「礼儀」にまで話を及ばせる。

日本政府の推奨する「武道ツーリズム」の健全な模範的モデルを目指しており、サイト評価でトップクラスに置かれている。

 

自分の家系、留学体験、牧師であることなどを述べて、キリスト教の根幹である「恵み」、「許しあうこと」をも大切に語る。

わずか2時間の剣道体験だが、こころの視野のストレッチ体験と説明された。もとは、民宿から入ったプロジェクト。良いプログラムに変わっていったと感じた。大切な事業をされている。

 

時代に乗り、よい場所を利用して、よい内容のサービスを提供し、よい評価を残してもらう。その根本にある健全な精神。ビジネス成功の秘訣を実例から学ぶことのできるよい機会だった。


「情報セキュリティ脅威と対策」レポート

「情報セキュリティ脅威と対策」レポート

 

エンタメ:ロゴスダンスユニット

 

大音量の音楽の中、ソロ・ブレークダンスからスタート。アクロバチックな動き。会場が手拍子で反応する。ナレーションを入れながらダンスの変遷を解説。さすが「ロゴスダンススクール」を開講しているだけのことはある。

藤原将悟さん、久次米雄基さん、宮本正樹さん、中島佑治さん、田島惣一朗さんのユニットである。

 

▲ロゴスダンスユニットのみなさんが「ジョイフル・ジョイフル」ダンスを披露

 

続いて、ハイテンポな音楽に合わせて、トウェル&ロック、ドラム、スキーター&スクービードゥーの動きが披露される。二人合わせたダンスは陽気で明るい。

 

さらに、シンセサイズな音楽に合わせて、ポップダンスとロボットダンス、ムーンウォーク。はじけるような動き、メリハリのついた動きが、面白くてカッコイイ。

 

本命は、ヒップホップダンス。ここでは会場が促されて一緒に参加し、ダンス。筆者はステップにしゃがみを加えた複雑な動きに、足がもつれた(笑)。

 

最後は、「天使にラブ・ソングを2」でも有名なゴスペル「ジョイフル・ジョイフル」。ユニットが体全体の動きで大きな喜びを表現。素晴らしいダンスのひとときだった。

 

講師:植木研介さん

 

植木研介さんより、「情報セキュリティ脅威と対策」について、ご講演いただいた。

 

▲植木さん

 

植木さんは、データーセンター事業等の日本最大手・さくらインターネット蠅離┘丱鵐献Д螢好函IT環境のトレンドや最新テクノロジーをユーザーに向けて分かりやすく解説する人)。

また、ウェブサイト制作会社のCrisp Code フェロー(特別研究員)として、経営の一翼をも担っておられる。

IT専門家にして広報担当者である。

 

まず、セキュリティについて話された。

・「セキュリティとは、鍵を掛ける事。」という本質

・推測されにくいパスワードを使う、パスワードの使い回しは絶対にしない

・不正メールの見分け方のポイントや、専門サイトでのチェック

・基本ソフトやアプリなどのバージョンアップ

など、具体的で分かりやすい。

「単純ではあるけれど、徹底するのはとても難しい。」うーん。そのとおりだ。

 

続いて、ネット炎上について話された。

・過去のネット炎上のケースを学ぶ

・全社的に教育し、社内フローを備える

・いち早く状況を把握し、スピーディーに適切な対応をする(最も重要なのはスピード)

・炎上とは「情緒的なもの」。「こう言ったら世間はどう言うか」を考える

など、これも具体的な対策で分かりやすい。

「無慈悲な正義が支配する時代。」的確なとらえ方である。

本当の知恵と愛をもって生き抜いていかなければならない時代だと思った。

 

最後の質疑応答では、会場からたくさんの活発な質問がなされ、励ましの感想が述べられた。

参加者は頭をフル回転。あっという間ではあったが、有益な講演だった。

 


「マザー・テレサ 真の愛とは」レポート

VIP大阪主催で、江坂ホールを会場に、ミュージカル「マザー・テレサ―真の愛とは」を上演した。

初演は2017年12月、昨年2018年には京都のカトリック教会で約500名が集まったという話題作である。

 

▲オープニング

 

凛としたセリフ回しの声があり、豊かな声量の歌声が会場いっぱいに響いている。

マザー・テレサ役は吉村美穂さん。脚本、演出も吉村さん。

吉村さんは、ウィーンで7年間音楽の勉強をされ、アーノルド・シェーンベルグ合唱団の正会員になって活躍された方。思いの丈をクリスチャン・シンガーとして表現されている。

 

柔らかく、時には華麗に、美しい響きのピアノを演奏するのは、野田常喜(つねよし)さん。音楽制作をも担当された。場面に合わせて、巧みに作曲されている。

 

その他の配役に、中沢旨宣さん、古本みささん、南敦子さん、奥野恵子さんらが、脇を固める。監督の田坂晋さんのもと、総勢25名以上の配役で演じ切られた。

アマチュアの方も、回数を重ねるにしたがって演技に厚みが加わり、堂々と演じられる表現力に観見入ってしまう。

 

全場面を通して、マザー・テレサの苦悩、困難、挑戦、行動、神の救いなどがうまく脚色されている。

 

冒頭では、少しコミカルな演技で、真っすぐに神に仕えようとする若きマザー・テレサを演じられた。好感が持てる。

その後、カルカッタでの窮状。そこで、懸命に活動するマザー・テレサ。それを手伝う修道女。

地元の反発や迫害の中でも、人々の協力や保護などを受け、新しい修道会の設立へと向かっていく。

すべての人のためにご自身を献げられたイエス・キリストの真の愛。

そのキリストにならう、貧者や病人に対するマザー・テレサの熱い愛と想いが上手く演出されて、ドラマティックに描かれていく。

 

▲地元の迫害から助けられる。助けてくれたのは…

 

▲修道会の試練のとき。修道会で育てられた子どもたちがダンス。

 

▲エンディング。ノーベル平和賞授賞式のインタビューで、「世界平和のために、私たちが出来ることはなんでしょうか」と質問されたマザー・テレサの答え。

 

感動した。

熱演後、会場には拍手がしばし鳴りやまなかった。

 

▲司会の菰渕さん(左)、主演・脚本・演出の吉村美穗さん(右)、地元住民役の南さん(中央)


「W.M.ヴォーリズの生涯」レポート

「W.M.ヴォーリズの生涯」レポート

 

音楽:白鞘慧海(しらさやえみ)さん・谷口卓嗣さん

 

1曲目、谷口卓嗣さんのやわらかいピアノの響きから、白鞘慧海(しらさやえみ)さんが歌い始めた。良く伸びる歌声が力強く響いてくる。7オクターブの声域を持つ彼女、高音はまるで笛のようだ。それがテクニックではなく、語り掛けるような歌声なので心地よい。

 

▲白鞘慧海(しらさやえみ)さん

 

次の曲は、谷口さんがギターに持ち替えて演奏。清く澄んだ響きのギターに乗せて、白鞘さんの歌声が美しい。

 

▲ギターに持ち替えた谷口卓嗣さん

 

3曲目は、東日本大震災の悲劇を伝えながら、そこでお聞きした話をもとにして作られた楽曲。津波から逃げる途中、力尽きたおばあさんが、孫に人生を託して犠牲となられた実話を元にしている。タイトルは、「ブロッサム」。深刻な内容だが、曲調が明るくポップな楽曲だった。手拍子を求める白鞘さんに、会場がこころを合わせて1つになった。

 

講師:中山献児さん

 

中山献児さんが、建築家として、又、株式会社一粒社ヴォーリズ建築事務所の所長として、創業者ウィリアム・メリル・ヴォーリズのお話をされた。

株式会社一粒社ヴォーリズ建築事務所は、大阪、東京、福岡に事務所を構え、建築設計、監理をされて、またヴォーリズ建築の保全にも力を入れておられる。ヴォーリズの残した事業は、病院、学校、医薬品事業(メンソレータム、現メンターム)など、多岐に渡っている。しかも、すべてがキリスト教精神で成り立っていると語っておられた。

 

▲中山献児さん

 

ヴォーリズはアメリカのカンザス州の生まれ。トロントでのキリスト教の大きな大会で「あなたはどうするつもりなのか」と問われ、キリストに生涯を捧げる決意をした。建築家の夢を捨て、日本に英語教師として赴任したが、2年後に解職。しかし、ピンチはチャンスと受け止め、本国に帰ることなく日本に建築家として留まる。

 

それ以降、ヴォーリズは、現在も残る数々の建築物を生み出した。並行して会社を設立しメンタームの販売などのビジネスを展開した。しかしそれらはキリストのように生きるための手段であったという。その間伝道者として日本で活動し、太平洋戦争中に日本に帰化して困難をともにし、人生を全うした。

 

特に、ヴォーリズ記念病院が生まれた経緯には、こころ打たれた。従業員が腸結核の病気にかかった時、病院を設立して、当時不治の病と恐れられていたにも関わらず従業員を看病した。彼のまっすぐな、他者をひたすら愛し守ろうとする心に、感動した。

 

常に日本人に自分自身を捧げ、恩を返したいとするヴォーリズの生き方、まことの光をイエスキリストに見ていただきたいと、講師の中山さんは話を締めくくられた。


「工藤篤子 スペシャル講演会」レポート

「工藤篤子 スペシャル講演会」レポート

 

本日の定例会は、講師と歌が工藤篤子さん。ピアノ伴奏は、野田常喜(つねよし)さん。

まず、野田さんのピアノソロから始まった。

柔らかく、時に力強く、変化に富んだ音色が会場を包み込んでいるようだった。

 

▲野田さんのピアノソロに聴き入る参加者の皆さん

 

ソロが終わると、工藤さんが登場。まず、にこやかに言い訳から、

「本日の催しを、直前までコンサートと勘違いをしていました。ですので、講演会にしては歌が多い。コンサートにしては歌が少ない。」

と、会場を笑いで沸かされた。

確かに本日の副題タイトルは「お話とゴスペルコンサート・至福のひととき」だ。

 

歌い初めから、彼女の澄んだ声が、高く広く会場いっぱいにひろがる。

目を閉じると、まるで大きな会堂に佇んでいるような錯覚になり、

魅力的な歌声だ。不思議な感覚に導く。

 

▲工藤さんと野田さん

 

お父様の入院のお話、亡くなった万座温泉のオーナー黒岩堅一さんのお話、アメージンググレースの作曲者ジョン・ニュートンの奴隷船で亡くなった奴隷のお話。スクリーンの映像と歌で彩られながら、話が進んで行く。

神を受け入れ、キリストを信じる者がみな、神の子どもとされること。

相続する永遠の財産。その魅力について、熱く語られた。

 

アンコールで讃美歌「ああ、感謝せん」をさらに、力強く歌われた。もう一度アメージンググレースを、皆さん共に歌った。

感動が心の隅々にまで響いた。

副題さながらの「至福のひととき」だった。

 

▲野田さんの表現力豊かな演奏

 

▲工藤さん、喜びにあふれて歌う


「必ず訪れるそのときへの備え〜相続法改正をふまえて〜」レポート

「必ず訪れるそのときへの備え〜相続法改正をふまえて〜」レポート

 

オープニング

 

▲森裕子さんの元気な司会でスタート。

 

▲特別ゲストのVIP代表の市村和夫さんにご挨拶いただいた。

 

 

音楽:西山亜有子さん、野田常喜(つねよし)さん

 

西山亜有子さんのクラリネット、野田常喜(つねよし)さんのピアノ。

今回はお二人のアンサンブルだった。

 

▲西山亜有子さん

 

▲野田常喜(つねよし)さん

 

クラリネットのやわらかい響き。音のはじまりが、ふわりとして優しく入って行く。

ピアノは、力強くしっかりとクラリネットの音を支え、調和し、こころに響く盛り上がり。

曲のアレンジは、野田さんと紹介された。流麗に、ときに力強く、ときに静かで、変化に富んだアレンジである。

お二人の息の合った演奏は、聴衆を楽しませ、予定の3曲があっという間に終わった感じがした。

こころに残る余韻が美しい。

 

講演:中山 務さん

 

弁護士の中山務(つとむ)さん。インターナショナルVIPクラブ大阪会長。

「必ず訪れるそのときへの備え 〜相続法改正をふまえて〜 」と題して、トレンドの相続法改正の中味を、細やかに説明された。約40年ぶりの法改正である。

かつての同級生でサッカー仲間だった方が、事故で突然に亡くなったという経験を話され、人は死ととなり合わせで生きている、と死への備えの必要性を説かれた。

 

資料は、法務省のホームページから引用。一人で読んだのでは難しいが、今回は中山さんのピンポイント解説付きなので、分かりやすい。

遺言書をこれまでは全部自筆で、たとえば目録等まで自筆で書く必要があったのが、書面や写しの引用が出来て、容易に作成できるようになったことが印象に残った。その他にも、何点もの重要な法改正について、述べて行かれた。

 

▲中山務弁護士・VIP大阪会長

 

最後に、遺言には遺言執行者があり、死後の事務については委任契約をして受任者が置ける。しかし自分自身には、いったい何をなせば良いのか、という問いをされた。

聖書には「人は、たとえ全世界を手に入れても、自分のいのちを失ったら何の益があるでしょうか。そのいのちを買い戻すのに、人は何を差し出せばよいのでしょうか。」との問いがある。しかし自分自身については、法律や法制度では何ら対処がないのである。その点を法律家として鋭く指摘された。

 

中山務さんの講演の後、VIP関西会長の梅津善一公認会計士が、中山務弁護士の問いへの答えはイエス・キリストにあることを明快に語られた。

実に幸せそうな笑顔が印象的だった。

 

▲梅津善一公認会計士・VIP関西会長


「開業20年、毎年売上記録を更新する動物病院、成長の秘訣」レポート

「開業20年、毎年売上記録を更新する動物病院、成長の秘訣」レポート

 

音楽:亀井玲司さん、石井智子さん

 

石井智子さんのピアノに合わせて、亀井玲司さんのトロンボーンが奏でていく。

3月という繁忙期の疲れを癒してくれる。

腕を大きく前後に振って演奏する楽器。突き出すように、弾くように交互に動くトロンボーンから出る温かい音色に、こころを預けられる優しさだ。

 

▲亀井さんと石井さんの共演

 

亀井さんの軽快な語りも楽しい。いつしか笑いを誘って、会場が和んでいく。

なじんだ曲が新しい彩りを付け、バックのピアノがしっかりと支えている。

息の合ったお二人だった。

ジャズ風にアレンジされた最後の曲に、会場が手拍子で答え、明るく楽しく締めくくられた。

 

■講演:鵤 満(いかるが みつる)さん

 

本日の講演は、グレイス動物医療センター・センター長の、鵤 満(いかるが みつる)さん。

 

▲鵤さん(獣医・センター長) 

 

動物の健康を支える現役獣医師として、動物病院の現状、医療設備や手術の様子を、写真を使って紹介された。

もはや人の検査や手術と変わらない内容である。さらには、とても高価な機材も導入している。

 

業界を取り巻くビジネス環境は、犬の飼育頭数が減っていること(猫は横ばい)、ブリーダーが減り、経営的には大変な時代であると指摘された。しかしある統計によると、動物を飼っている人、よく世話をする人ほど、長生きするそうである。

 

個人的な体験についても語られた。小さなときに、過って踏んで殺めた亀を母が祈って生きかえらせたことで、神を信じるようになった。今の獣医師の立場からすると、死んだのではなくて仮死状態だったのかもしれないが、あのときの体験は自分にとって非常に大きな出来事だった。

 

ご自分の過去を語る時は、会場に奥様とお子様が来ておられたので、言いにくそうにしておられたが、「中学と高校時代、私は落ちこぼれでした。」と言い切られた。北海道の大学に行き、さらに3年生のときに、獣医科へ行くように教授に勧められて、そちらへ転入。合わせて、大学に9年間通った。その間猛勉強をされたようだ。

 

大学を卒業し、国家試験に合格し、アメリカでの研修、帰国後の研修医を経て、1999年から「いかるが動物病院(現グレイス動物医療センター)」を開業した。さらっと言われたが、その後も多くの苦労があって20年。現在は、9名の獣医師が所属する規模になっている。聖書におけるイエス・キリストの十字架の死と復活を信じる信仰によって、人生は恵みに満ちている、と断言された。

 

▲心に残るスライド

 

聖書の6か所からエピソードを援用して、分かりやすく語られた。

嫌なことが来ても、神様はすべてのことを益としてくださると期待して待ち望む心境である、とも語られた。

最後に、愛車であるヨーロッパのスーパーカーの写真で締めくくられたのは、愛嬌である。

良い講演だった。


「専門医がこっそり教える 最新の運動習慣と健康」

「専門医がこっそり教える 最新の運動習慣と健康」レポート

 

 

音楽:ダンスパフォーマーのYU-TO(勇登)さん

 

今回は2回目の出演。

小道具を巧みに使いながら、素晴らしいパフォーマンスを繰り広げていく。

大きなリングやガラスボールを手で廻しているにもかかわらず、宙に浮かんで静止しているように見える。

 

▲YU-TO(勇登)さんのガラスボール・パフォーマンス

 

最も盛り上がったのがロボットダンス。機械的な効果音に合わせて、あり得ないほど屈伸する手足。

会場は大きな拍手に包まれていく。

 

▲ロボットダンス(動画でなくて残念)

 

一番楽しんでいたのは、最前列に座っていたVIP関西会長の梅津さん。

年齢に関係なく子どものように喜べるのが、パフォーマンスの凄さなのだろう。

手、腕、足、脚の動きが、いわゆる「半端ない」。

トレーニングの賜物によるダンス芸術に、皆が感動した。

 

 

講演:神谷宣広さん(スポーツドクター、整形外科医師、天理大学教授)

 

講演のタイトルが、「専門医がこっそり教える最新の運動習慣と健康」。

 

▲ダンディな神谷さん

 

まず、お勤めされている天理大学について紹介された。全国の学校の体育の先生は、同大学の出身者が第一位。競技用の国際基準のスイミングプールを全国で最初に導入したのも同大学。私学で体育学部に力を入れている大学である。

 

人には平均寿命と健康寿命があり、その差が男女ともに約10年の開きがあるそうだ。健康寿命を伸ばし、平均寿命までの期間を短くするために、運動習慣が必要である、と話された。宇宙飛行士が経験する無重力状態では、筋肉や骨の減少が著しいように、運動しなければ筋肉や骨がどんどん衰えると説明された。最新の資料を用いて話を進められる。少し息が上がるほどの運動を毎日1時間以上必要です、と笑って結論付けられた。

 

だけど、この運動とは、スポーツクラブに行くようなものだけではなく、毎日の生活の中で、家事のお手伝い、たとえば風呂掃除や買い物、通勤時の徒歩でも、少し運動を意識して行うことでもOKと言われていた。

 

最後に、ご家族、ご経歴、クリスチャンとしての信仰の始まりなども述べられた。不思議で温かいお話に、こころが和んだ。

 

▲会場の風景より

 

 



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